アクティブラーニング・セミナーのご案内

私が所属するNPOキャリアコンサルタント協会主催で以下のセミナーが7月29日にあります
まもなく定員の50名になろうとしています。お早めにお申し込みください

アクティブラーニング学習会
日時:7月29日(金) 18時30分〜20時30分  (18時〜受付)
場所:高知県民文化ホール 第六多目的室
会費:500円 ※当会会員は無料
講師:アクティブラーニング社長 羽根拓也 氏
内容:アクティブラーニング理論CUEを用いた「能動的な発話を促す会話のテクニック」
申込:お名前、ご連絡先をFAX またはメールにて
広報企画 担当:竹内 rekisinger@facebook.com
NPO法人キャリアコンサルタント協会 行  FAX 088−823−7005(jobcafe)
講師の羽根拓也氏については、別紙【プロフィール】参照ください。

株式会社アクティブラーニング ホームページ http://www.als.co.jp/
著書:ジコピー道場(日本実業出版社)、限界を突破する学ぶ技術(サンマーク出版
   日経ビジネスアソシエにてアクティブラーニング特集など執筆多数

気骨のひと

松本前復興大臣の東北大震災被災地の知事を前にして言いたい放言やマスコミへの恫喝ともいえる発言にまず驚いた。
テレビやYou tubeなどで多くの方がその信じたい光景を目にしたことだろう。これが今の国政の現実かと思うと、もはや怒りをとおり越して本当に情けない状況だ。
先の内閣不信任案を受け、首相はいったん辞めそうな発言をしておきながら、しつこくまだ居座る。
それを元首相が公然とペテン師と罵ったりと幼稚で見苦しい内紛騒ぎをさらけ出し、品性を欠きこの国にはもはや真の政治家はいないのかと誠に嘆かわしい。
政権の末期症状にしても、まったく国民を無視し馬鹿にした話だ。
彼らが後世に称えられることは、まず無いだろう。
 高知県には昭和初期にライオン宰相と言われた一人の政治家がいた。濱口雄幸。彼こそ最後まで己の信念を貫きとおした気骨の人である。五台山唐谷にその生家記念館があり、まっすぐな生き方や功績を知ることができる。反対勢力にもめげず果敢に信ずる政策をすすめた。
無骨なまでに己を捨て国政にその生涯を捧げたその生き方は、凛として清々しいかぎりだ。

離職票発行の電子申請は平成23年11月28日から受付開始

社労士の電子申請手続きの中でもっとも効率化になると思われる、離職票の電子申請が今年の11月下旬より可能となるようです。
http://www.shakaihokenroumushi.jp/social/topics/2011/0628-3.html

仕様公開も同日とのことで、一括申請ソフト等の開発作業はそれ以降になるので実際には来年くらいからでしょうか。
電子申請では提出人である事業者の電子署名については 代行をする社労士電子署名でカバーできますが、離職者本人の電子署名が本来であれば必要となり、電子申請を促進するうえでは一つの関所となります。
今回「離職者の電子署名については、確認書を添付することで省略することを可とする。」ようですね。この確認書がどのようなものか、その都度をもらいに行く手間も含めて行政側が窓口で求めていた確認書類をどれだけ簡略出来るのか、トータルで離職票を電子申請するメリットがあるのか、この動向を見ていきたいと思います。
ちなみに当事務所では社会保険雇用保険の被保険者の資格取得・喪失手続きではほぼ電子申請で行っています。役所に行く時間が省け、役所の閉まっている休日・夜間でも申請できるので、メリットは感じています。

フェイスブックが今一歩使いこなせせていない

ポケット百科 facebook 知りたいことがズバッとわかる本

ポケット百科 facebook 知りたいことがズバッとわかる本

フェイスブックを日常化してから6ヶ月近くになるが、今一歩使いこなせていないという気がする。
もちろん日常の出来事や友人の書き込みにいいね!ボタンやコメントを残したりしているが
ビジネスに活用しているとは言い難いのだ。ブログやTwitterとの連携もまだまだと思う。

そう思って、今日は本屋さんでこの本を見かけて比較的わかりやすいかなと思って買ってきた。
これまで何冊かFacabook本は買っているのだが、サービスの機能や使い方などわかりにくい
ところがあるので、この本が参考になるのかな。

ところで、やっと先日ソーシャルネットワークというビデオを見た。けっこう面白かった。
ベンチャー企業がのし上がっていくうえで、肝に銘じておくことや資本増強をはかるうえで
は友情もある程度犠牲にしなければいけないのかな、と色々感じさせられました。

e-Gov電子政府での不適切な情報公開の遅れが招く利用者の混乱

国が進める電子政府(e-Gov)。その電子申請利用にあたっての国から提供される事前周知不足の失態を指摘した、私の高知新聞「声ひろば」への投稿記事が1月22日の朝刊に記載されたが、この問題はまだなお続いている ことが明らかとなった。

(e-Gov 電子申請 厚生労働省 11年1月20日発表分 職業安定行政関係手続きで利用する磁気媒体届書作成仕様書の誤りについて) 

高知新聞 声ひろば投稿記事
http://www.kochinews.co.jp/voice/1101/110122vhiroba02.htm
もう、どうにもならない・・・・、何度も言うが、関係者に本当に真剣さが足りない。

電子申請を利用しやすくする対応ソフトの開発業者に公開する仕様書について、またもや、まだこの段階になっても不正確な記述があったとウェブで発表があったのだ。

http://www.nenkin.go.jp/sinsei/fd/5shiyousho/index.html#03
これを見ても「官」の「民」に対する典型的な蔑視といわざるを得ない態度が明らかだ。
業者からこれまでの国の不親切な対応に対する不満はよく聞いていたが、まさかここまでとは。

「官」の怠慢に「国民」は混乱させられ、いやがおうにも電子政府そのものにも不信感が増幅する。

これでは本当に民間の開発事業者はかわいそうだ。とともに利用する国民に対する裏切りで不誠実な対応と言わざるを得ないだろう。
こんな姿勢では到底電子申請は進まないのは明らかだ。知り合いの社労士(社労士会が委嘱する電子申請アドバイザー)に聞いても、国のシステムが信用できないから 、電子申請は開始しないとその意思を崩さない。

一方社会保険労務士などが電子申請を利用しやすくするようにと、この仕様公開を国に働きかけた全国社会保険労務士会連合会の動きが鈍いのも気になる。聞けば本県の社労士会事務局にもこの事の連絡はまだないという。
苦情を直言すると、これら仕様公開を停止されることを恐れてか、1月12日にこの問題を直接連合会の電子申請担当者に情報提供したのに、提供される情報提供といえば、詳しいことや目新しいことは何もない。

http://www.shakaihokenroumushi.jp/social/topics/2011/0111.html
地方で得喪業務に電子申請を活用し有効な時間活用をはかろうとする社会保険労務士は本当に適切な情報開示に飢えている。
e-Govのトップにある、各府省およびe-Govからのお知らせ  −必ず確認してください− の告知表現も利用者には非常にわかりづらい。

仕様公開の誤りがあるため一括申請対応ソフトはまだ使えないのか?どうなのか?
休日のためどこにも問合せすらも出来ないとは、いつでもどこでも を謳い文句にする電子政府、そのオンライン世界の実態は、まさに「虚構の世界」なのか。

厚生労働省 職業安定行政関係手続きに係る電子申請についての一連の動き】

以下のほとんどは、e-Gov 電子政府の総合窓口 電子申請システムのウェブサイト で確認がとれる。

22年11月12日 全国社会保険労務士会連合会会長名にて、雇用保険関係手続きに係る電子申請の受付の一時停止について 各都道府県会長宛に通知文書あり
 受付停止期間 平成22年12月10日19時から23年1月11日0時まで  がわかる

2010年11月26日 e-Gov 厚生労働省発表分
職業安定行政関係手続きにかかる申請データの移行作業について

2010年12月9日 e-Gov 厚生労働省発表分
職業安定行政関係手続及び労働保険適用徴収関係手続に係る仕様公開のお知らせ

2010年12月13日 e-Gov 厚生労働省発表分
職業安定行政関係手続及び労働保険適用徴収関係手続に係る仕様公開のお知らせ(続報)

2011年1月7日 e-Gov 厚生労働省発表分
職業安定行政関係手続及び労働保険適用徴収関係手続に係る仕様公開のお知らせ(続報)
雇用保険関係手続の一括申請の仕様書を一部更新いたしました。
2011年1月11日午後 e-Gov 厚生労働省発表分
職業安定行政関係手続きに係る電子申請の受付開始について
ハローワークシステムの更改に伴い、様式ファイルが変更となっておりますので、昨年までにパソコンに保存した申請データを再利用することはできません。新たな様式ファイルでの申請をお願いします。
※表現も不適切だが今までの国が提供してきた磁気媒体届出作成プログラムで作ったデータが使えないことが初めて判明する。
※そのプログラムは以下のとおり、さらにこの日の14時以降に提供すると表明する。

1月11日(火)午後2時頃に日本年金機構のホームページで公開する予定でおります。公開ができましたら改めてお知らせいたします。

2011年1月11日 e-Gov 厚生労働省発表分
職業安定行政関係手続きに係る電子申請の受付開始について その2
雇用保険被保険者資格取得届(連記式)、雇用保険被保険者資格喪失届(連記式)、雇用保険被保険者転勤届(連記式)の手続で利用する磁気媒体届書作成プログラム及びCSV形式届書作成仕様書(電子申請)(平成23年1月11日版)につきまして日本年金機構のホームページ(http://www.nenkin.go.jp/sinsei/fd/index.html)に公開しましたのでお知らせいたします。
2011年1月20日 e-Gov 厚生労働省発表分
職業安定行政関係手続きで利用する磁気媒体届書作成仕様書の誤りについて

日本年金機構のホームページ((http://www.nenkin.go.jp/sinsei/fd/5shiyousho/index.html#03 )(3)公共職業安定所へ届出する磁気媒体作成仕様書(磁気媒体届書作成仕様書(h_shiyousho01.pdf)))で公開しております磁気媒体届書作成仕様書(FD仕様書)CSV形式届書作成仕様書(電子申請)(平成23年1月第5.00版)につきまして、記載内容に一部誤りがあることが判明いたしました。 ※まだこの段階に至っても仕様公開に誤りがあったことを表明している。

e-Gov行政サービスは周知期間が大原則

行政サービスの利用を便利に快適にする国が多額の予算を投じた、e-Govという電子政府サービスがある。手続き業務の多い私の仕事もこの恩恵に浴している。ところが先日非常に残念なことがあった。
職業安定行政手続きに係るシステムが改定のため1ヶ月間停止された。これは電子申請サービスを利用しやすく改良するための措置だから仕方がない。
ところが、利用再開日の午後になって初めて、これまで国が提供するプログラムを利用して送ったデータが受け付けられないとの発表があった。再開日をまって電子申請で午前中などに手続きを済ませた利用者にとってはまさに寝耳に水。
使いづらく不評であった電子申請を利用しやすくしたソフトを提供する事業者からの連絡で初めてそのことを知った。いえば高速道路の利用時にスムーズに利用できたETCカードの仕様が突然変更され、ゲートを通過しようとした車がそのカードが使えなく立ち往生する。放送電波が変わり地デジ対応のTVを持たない人が突然に公共電波を見れなくなったことと同じ。
1ヶ月も停止期間があれば、その期間内に仕様の変更の通知やプログラムの改良をすませ、事前に利用者に周知するのが本来だと思う。せっかく使いやすくなったきたe-Gov電子政府。普及を真剣に進めていけばもっと国民が便利になるのに、実に惜しいと思う。

龍馬に誓う新年のメッセージ

若者の自立が厳しい状況だ。ひとりの若者が就職支援相談所に来られた。聞けばこれまで色んな事情があって就職する機会を逃したそうだ。
始めは非正規社員でもいいが、将来は正社員として就職し自らの道を進みたいのだと言う。
学歴や本人の資質からも「どうしてこの子が就職できないのだろう?」と首をかしげざるを得ないケースが結構ある。
夢多き若者が社会に出ることを拒まれるという今の日本の現実は、実に嘆かわしく、そのジレンマだけが増幅している。
十年後の自分を思い描いたメッセージを龍馬に届けるという特製年賀状を入手した。二枚のうち彼女にその一枚をあげた。「あなたの想いを龍馬に送ったら。」と渡すと、さっそく書いて送ってくれるという。私も一枚自分用に書く。十年後の彼女は自分の夢を叶えて元気に暮らしてくれればいいと願う。私にはせいぜいそれくらいの事しか出来ないが、十年後に開くタイムカプセルで未来の自分がこの年賀状と遭遇するのが今から楽しみだ。

街角はクリマスイブ。高校生たちが笑顔で元気に聖歌の合唱やハンドベルそしてバトントワリングでこの日を盛り上げてくれている。
この子たちの十年後の社会は、それぞれの夢を叶えられる時代になればいい。龍馬もきっと海をみつめながらそう願っているのだと思う。