離職票発行の電子申請は平成23年11月28日から受付開始

社労士の電子申請手続きの中でもっとも効率化になると思われる、離職票の電子申請が今年の11月下旬より可能となるようです。
http://www.shakaihokenroumushi.jp/social/topics/2011/0628-3.html

仕様公開も同日とのことで、一括申請ソフト等の開発作業はそれ以降になるので実際には来年くらいからでしょうか。
電子申請では提出人である事業者の電子署名については 代行をする社労士電子署名でカバーできますが、離職者本人の電子署名が本来であれば必要となり、電子申請を促進するうえでは一つの関所となります。
今回「離職者の電子署名については、確認書を添付することで省略することを可とする。」ようですね。この確認書がどのようなものか、その都度をもらいに行く手間も含めて行政側が窓口で求めていた確認書類をどれだけ簡略出来るのか、トータルで離職票を電子申請するメリットがあるのか、この動向を見ていきたいと思います。
ちなみに当事務所では社会保険雇用保険の被保険者の資格取得・喪失手続きではほぼ電子申請で行っています。役所に行く時間が省け、役所の閉まっている休日・夜間でも申請できるので、メリットは感じています。