土佐の高知のはりまや橋 よさこい節 純信・お馬の恋物語は五台山から

よさこい労務事務所をテレビ高知が取材し、11月22日(月)18:15〜番組で放映されます。

http://www.ustream.tv/recorded/10909000

テレビ高知の「ひとナビ」では、県内で活躍している方々を紹介していて、今月のテーマは「龍馬」だとのことです。そのコーナーの中で、ぜひ龍馬と兆民を愛する私が趣味の音楽活動などで使っている芸名「龍民」の活動や日頃の様子を紹介させていただけないか、ということでした。勿論こうした取材はOKでメールですぐにご連絡して、11月17日に取材を受けました。
また社会保険労務士行政書士としての日ごろの仕事ぶりとブログやツイッタ―などを更新されている様子や事務所でデスクワークをしたり、ツイッタ―などを更新しいる様子などを収録していただきました。

※純信・お馬よさ恋物語のデートスポットだった「 おうま岩」から高知市高須の街並みを望む

よさこい労務事務所」の名前の謂れについてご紹介しておきます。
土佐の高知のはりまや橋で 坊さん、かんざし買うをみた の「よさこい節」で有名な純信・お馬の悲恋の物語は実は私の事務所がある高知市五台山に幾つかのスポットが残っています。まず事務所から300m先にある個人の住宅には元々お馬さんの生家があり、敷地内にお馬さんが通った竹林寺から受けていた洗濯や化粧に使った「お馬井戸」が史跡として残っています。

別名:お馬化粧の井戸

よさこい労務事務所の名前のゆかり

そして私どもの事務所のすぐ裏山から上がっていった小高い丘は、通称「おうま岩」と言われ史跡として、純信・お馬さんが愛を確かめあった秘密のランデブーの場所なのです。
それが私どもの果樹園内にあり、竹内家の私有地内にあります。

そういうご縁から「よさこい労務事務所」と名のっています。

一般的に、よさこい踊りからのネーミングかとお思いの方もいらっしゃいますが、実はよさこい節の純信・お馬のよさこい恋物語にちなんでいます。
よさこい」とは「夜さ来い」「よさ恋」で、真っ暗な闇の中、人里離れた寂しい山の中でずっと恋しい純信が竹林寺の南の坊から夜更けに参道を伝って逢瀬に来るのを、心細げに待ち焦がれたお馬の心情を思うと、なんだか切ないですよね。

でもその後二人は龍馬に先駆けて「恋の脱藩」をします。それははかなくも途中でかなわなく捕まって、市内で不実の恋として二人は市中に晒され、その後東西の地に引き離されてしまうことになったのです。
二人の愛と自由を求めた決断に、龍馬も後に志を果たすために土佐を脱藩をしますが、その考え方のルーツにあったのは、純信・お馬たちの行動に触発されたのかもしれません。

竹林寺の坊さん純信と鋳掛屋のお馬との恋、当時としてはやはり禁断の恋であったゆえ、二人の自由を求め愛に生きる、一途な想いは許されなかったのです。
このたびテレビ高知の番組の取材の中で、二人の儚い悲恋の物語のオリジナル曲「恋の峠道」を、二人のラブロマンスゆかりの「おうま岩」に立って演奏できたのは、私にとってもとても嬉しく、勇気を与えてくれました。