図書館移設問題について話題について(とあるMLのスレッドから)

私は県立図書館が好きでよく仕事の合間の昼休みに利用しています。

本を毎月少なくても1万円以上は買うので、読みたい本を全部買っていくとスペースやお金も大変なので新書やビジネス書が充実していると思われる県立図書館をよく利用させてもらっています。

市民図書館でもたまにCDやビデオを借ったりしています。
いま高知市の中心地にある小学校が他の地区の小学校と統合されるにあたって、その跡地を国立大学の移転先や県立大学を移設、また市の図書館と県の図書館とを統合してまとめようとされています。

だが一般の県民にはまったくかやの外で、県民の合意形成などがどこかに忘れられたまま、計画自体が一人歩きしているような感があるので、それに利用する市民などから反対の声があがっているのが実情です。小学校の統合にしても父兄会などは賛同していなく、それをはかる機会すらなかったようにも思えます。

従来からのお役所の手法で、事を急かずに市民の意見を集約して計画することの大事さ、慎重さを欠いたまま進めてしまう、という典型的なパターンです。
あの好評であったオーガニックマーケットにしても、行政から会場移転を余儀なくされて、今後の開催が継続されるのか懸念される状況にあると聞きます。

一番大事なことは、公共施設はそのサービスの中身だと思います。

私はお城の公園の雰囲気のある、県立図書館のあるあの場所の雰囲気がとても好きです。
前にちょっとぐらいならという アホな気持ちで 県庁北庁舎のそばの道に車を停めて
罰金くらいましたが・・・(北庁舎の駐車場も図書館利用客も利用できればいいのですが
夕方でしたので、全然空いていましたが、断られました。)

たんにデパートみたいに施設をでかくしても その中身がなければ魅力がありません
土地が余っているから、そこへ建てちゃえという発想はあまりにも貧弱です
龍馬伝関連の県のイベントにも 深みがない、コンセプトがしっかりしていない催し物が多すぎると思うのは私だけでしょうか。国の無駄遣いが問われていますが、地方自治にもそのことはぴったり当てはまりまるのではないでしょうか。

要するに県民の視点に立って どういう公共サービスを提供すればよいのかをもっときちんと議論できる場がほしいと思います。
一部の関係者だけで突っ走るやりかたはもうウンザリとした気持ちがします。