高知港オーガニックマーケットは大盛況


有機農産物等を並べた市場が、つい先日高知港岸壁で行われました。
午前8時の開店で私は30分過ぎに自転車で会場に着いたのですが、駐車場はもうすでに満杯、訪れた家族連れなどで賑わっていました。
市場では有機農産物のみならず、すぐ近くで捕れた海産物や陶器類や小間物など多彩な商品が並んでいて見るだけでも結構楽しめました。

この盛況からも、あいつぐ食品偽装や汚染米等の問題で消費者がいかに食の安全性に注意を払い健康に関心を寄せているのかがわかります。
中心部から離れ周りに商業施設すらないこの場所でもこれだけ多くの人が来られているのですから、その反響は大したものです。


このオーガニック市場は、日曜市に出店されている方の熱意で、周りに賛同を呼びかけ、その志のもとに生産者の想いが結集され、「夢」が実現したそうです。補助を当てにせずに、熱意が真底力強いものであったからこそ達成できたといえましょう。

はりまや橋界隈にも有機農産物等を扱う店舗が開店しました。この辺りは元々歴史遺産を持ちその中心部には貴重な水資源が湾内から入り込み、親水空間も自然素材として活用できそうです。
その近くに建設されたバスターミナルの利用が殆ど無く閑散した一方、南北には道路工事が進んでいます。

行政の進める計画とは違った方向で消費者のニーズやひとの流れになりはしないかと最近少し気になっています。


この日私は素焼きの鰹の生節などを購入しました。ごらんのとおり、素材の他には一切何も入っておりません。