【速報】「電子政府総合窓口」の障害発生に関するお詫びと事故原因

行政管理局行政情報システム企画課より、私たち電子政府推進員に対して以下のとおりお詫びと事故原因について連絡がありました。
下記の通りとのことです。 この内容どおりであれば、今後の情報流失のおそれはないかとも思えますが、念のため当事務所ではいましばらく様子を見たいと思います。

行政管理局行政情報システム企画課からの説明 平成22年7月30日

今回の障害は、全く同一時刻に複数の方がe-Govからダウンロードを
行おうとした時、発生したものです。つまり、先にアクセスしたAさんと、
同一時刻ではあるが後からアクセスしたBさんがいたケースで、
Aさんにダウンロードされるべきデータが、Bさんのデータに
上書きされてしまい、Bさんのデータが誤ってAさんに
流れてしまったものです(Bさんには正常に対応)。

この原因は、調査の結果、プログラムミスであることが判明しましたので、
既にプログラムの修正を行い、再発しないことを確認しております。
本年度に入り、e-Govの利用者の急増に伴い、このような障害の発生が
明らかになったものです。過去120日のログも点検した限りでは、
今回発表した4件以外には、同様の状況は発生しておりませんが、
同様のことが他に発生していないか、念のため、調査を行っているところです。

誤ったデータをダウンロードされた方に対しては、いずれもそのデータを
破棄していただいたことを確認しております。今回の事案において、
誤ったデータをダウンロードされた社会保険労務士の方々が、いずれも当局に
通報していただき、データについても破棄していただいているため、
データの流出は最小限にとどめることができました。
このことにつきましては、本当に感謝しております。

今回の事案を深刻に受け止め、今後、同様な事案が二度と
発生することがないよう、セキュリティ面も含めたe-Gov全体の
総点検を行うなどして、対応を徹底したいと考えています。

御迷惑・御心配をお掛けしましたことを、重ねてお詫びいたします。

総務省行政管理局行政情報システム企画課 より、障害の発生原因やその後の対策措置について情報開示がありました。 平成22年7月29日付

電子政府の総合窓口(e-Gov)の障害発生について