和楽器のアンサンブルと絵金の街

週末は、胡弓の奏者とその弟子達の演奏会とその彼が属する和楽器のアンサンブル、おとぎというユニットの演奏を赤岡の弁天座で聴いた。
元ジャズマンのイケメンだが、ステージではお客に対して割と気を遣っていたのが印象的である。琵琶と箏と尺八と胡弓のハーモニーは独特の調べである。現代風なアレンジのもとに最後はドボルザークの家路には少々意外であったが、とてもよかった。

赤岡弁天座は地元の絵金歌舞伎などが盛んで作られたようだが、なかなか雰囲気がある・すぐ前は絵金蔵があり、絵師金蔵の絵画を保管してある。
こちらもゆっくりと楽しみたいものである。
駐車場から弁天座に行く途中、雰囲気のある雑貨屋を見つけたが、帰りにも営業していたのには驚かされた。高知市内でも喫茶店でも午後6時には閉店しているのに、なんと商売熱心だろう。日が暮れるのが早くなったが周りは真っ暗な中で、ぽつりと明かりが灯っていたのが、印象的であった。