最低賃金が大幅に引上げられました

厚生労働省は12日、今年度の都道府県別の最低賃金(時給)の改定について、答申結果をまとめたようです。それによると全国平均の引き上げ額は前年度を2円上回る16円となり、15年ぶりの大幅な増額となったもよう。改定後の平均最低賃金(時給)は703円で、初めて700円台にのったとのことですが、依然地域差は拡大しているとのことです。。
いわゆるワーキングプア日雇い派遣などの問題等がクローズアップされて、全般的にこれまでの最低賃金を見直そうという動きがあったのは確かなところですが、この影響が今後どのように出てくるのかは経営者はもとより、一般の方も関心を抱かざるを得ません。

今年度は、7月の最低賃金法改正に伴い、最低賃金生活保護水準より低い「逆転現象」が起きていた最低賃金額は是正され、例年以上に引上げられたところが多かったとのことのようです。ちなみに高知県最低賃金時間額はこれまでの622円から8円増の630円になったようですね。
引き上げ幅としては従来より多くなったことは確かなようです。