セキュリティ安全のため電子申請ソフトの使用を差し控えています

みなさまへ

厚生労働省電子申請・届出システムにおいては、これまでSun Microsystems社(以下「サン・マイクロシステムズ社」という。)のソフトウェアであるJava 2 Runtime Environment,(以下「JRE」という。)JRE1.4.2_10を利用しているところですが、JRE1.4.2_14以前の複数のバージョンにセキュリティホールがあることが確認されました。
このことは、このたびマスコミ等で欠陥があるプログラムを厚労省が提供していたものとして報じられています。

すぐに厚生労働省では、平成19年7月7日(土)9時以降、厚生労働省電子申請・届出システムにおいて、最新の「申請用アプリケーション」 (Ver.3.0.6)及び「JRE 1.4.2_15」の提供を実施しているところですが、国の各省庁ではこうした問題がないか、今あらためて総点検が実施されています。

http://hanyous.mhlw.go.jp/shinsei/crn/html/CRNMenuFrame.html

当事務所ではこれまで同プログラムを使用し電子申請を行ってきましたが、今まで被害と思われるものは一切ございません。

そこで当事務所では、各省庁の対応の様子をいましばらく静観し、国の提供している電子申請プログラムの使用が安全であることが、専門機関(内閣官房情報セキュリティセンター等)により確認されるまで、念のためにその使用を差し控えています。

また電子申請専用に使っているパソコンも現在はインターネットに接続していません。
委託事業所の皆様にはご安心くださるようよろしくお願いいたします。

当事務所でも、この問題に迅速に対応し、社会保険事務局や全国社会保険労務士連合会に今後の対応策を照会し、最新情報の収集につとめています。対応に関する情報が分かり次第、当事務所のホームページでもまたお知らせしていきます。

なにとぞよろしくお願いいたします。

平成19年7月7日

たけうち経営労務事務所 代表  竹内 隆志